2018年 09月 18日
NYの生地屋さんで生地を買うときの大事なこと
初めましての方はこちらをご覧ください↓
ソーイージー・ニューヨークってどんなところ?
改めまして...自己紹介♪
私は仕事柄よくNYのファッション街の生地屋さんに行くことも多いしSew Easy NY〔ソー・イージー・ニューヨーク)洋裁教室の生徒さんにも聞かれるので今日は生地の購入の仕方についてちょっとまとめてみたいと思います。
生地は普通ヤードで売っています。1ヤードは92cmで1メートルより約10cmぐらい短いですね。生地幅は大きく3種類あり生地幅はインチで数えます。
一番多く見られるのが52-54インチ(132-137cm)と
58-60インチ(148cm-152cm)のもの。
それから繊細なコットンなど44-45インチ(112-115cm)幅のものが多いです。
まれに高級レースなど32-35(84-89cm)インチ幅のもがあります。
レザー,スウェード、毛皮などはスクウァーフッドSquare foot(約30cm四方)
すごく気に入った生地を見つけても何を作っていいかそのときにわからない場合は
目安として3ヤード購入すれば大体どんなアイテムのものでも作れます。
布選びのコツとポイント
生地屋さんに行くとテンションが上がりますよね~。
しかし。。沢山ありすぎていろいろと迷って困って
しまいますね。そんな経験は無いですか~?
生地選びの極意とは??
難しい布選び。
特に柄物を選ぶときはポイントがあります。
柄物の布を選ぶときは少し離れて見ましょう。
お洋服を選ぶときのように間近で見るものではありません。必ず1メートルくらい布を
引き出し、3メートルくらい離れたところから見てください。
その柄物のもつ本当の色目やバランスがお洋服にしたときの
雰囲気がわかるからです。
後はひたすらひたすら~お洋服の形になったところを
想像します。
出来上がりはまるで答え合わせのようです。
それがソーイングの楽しみのひとつですね。
昔からよく言われていることですが生地を買ったらまず洗って最初に縮ませてから縫製するというのは最近ではほとんど不要になってきております。最近の生地は仕上げなど伸縮率を計算されて作られており洗わなくともすぐ縫える仕上げになっています。しかしソフトな織りのコットンやリネンなど作るものによってはpre-washを勧める場合もあります。もし洗う場合はドライヤーなどの乾燥機に入れるのはだめです。どんな生地でも乾燥機にいれると縮んでしまうので気をつけてくださいね。
ソーイング極意【裁断の前にする生地の水通しと地直し】に詳しく専門的なことを書いていますので
参考にして下さい。こちらのリンクへhttp://toshimambo.exblog.jp/20624929
洋裁初心者には余りお勧めではない生地とは
選ぶ生地でお洋服の出来上がりの75%がほぼ決まってしまいます。もしあなたが洋裁の初心者だったりもう何年もミシンをさわった事がない方はカッティングもソーイングも比較的簡単なコットン素材を選ばれるといいですね。生地にはその生地のキャラクターがあり例えば、シルク・シャームース(Silk Charmuse)はとても綺麗なドレープを作ってくれるけれど裁断から縫製まで全ての製作過程においてハードなチャレンジとなります。その他、シルク・シフォンもかなり高度な技術が必要です。初心者には大きなチャレンジになりますね(笑い)。 キーワードは薄くてつるつる、ふわふわ、透け透け、ドレ-ピィな生地は要注意!
Happy Sewing
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