2009年 11月 03日
ニューヨークは安住の地? 日本里帰り2009
NYに長く住んでいると日本に住んでいる人達に比べて圧倒的に出会い・別れが多い。きっとNYは安住の地ではないのだろう。20年以上住んでいる私にさえここが安住の地であるかどうかわからなくなるときがある。
とりあえずここは私の日常の生活があるところには違いないのだけれど。
今回の里帰りで私の創美苑デザインスクール時代の恩師である弘子先生とのひとときは本当に充実した時間だった。まるで自分が学生時代に戻ったような気分。デザインや洋裁の楽しさがよみがえる。
卒業以来ずっとファッション道一筋でいま独立して自分で小さいながらもNYで起業してまたファッションの仕事をしていくに当たって真っ先に相談に乗ってもらった。この先生との出会いが今の自分があると思う。
今回は久しぶりに母校に遊び行く。起業するに当たって弘子先生からいろんな型紙のパターンのおさらいやトレースしたり。ロックミシンの縫製技術を習ったり。一番嬉しかったのは弘子先生が私の学生時代、その当時私のかいたデザインがのスケッチをずっと資料として学校に残してくれてあってそれをいただいたのだった。ほんとに嬉しかった。
これが当時書いたデザインがである。20年も前に書いたものだけど覚えている!なんかとっても感慨深い。ファッション、時代は繰り返すってことね。すごい昔なんだけど。
働いてすぐアンアンに載った自分のデザインした服たち。嬉しい再会ね。これも20年ぐらい前のもの。昔の私のポートフォリオから出てきた。懐かしいねえ。
初心に戻ってがんばろうと思う。
起業するに当たって自分の父親が言ってくれた言葉。
無理したらあかんで、ぼちぼちやったらええ。
なんだかとっても心にしみた。
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