2009年 07月 25日
ああ、村上春樹様。1Q84…
私は村上春樹の大ファン。彼の作品はほとんど読んでいる。中でも一番好きなのは「海辺のカフカ」。何度読んでも面白い。今世界中で村上春樹の本は読まれている。中でもここアメリカでの人気もすごい!
つい最近のこと。地下鉄に乗っていると私の前に立った子がペーパーバックをよんでいて。。見ると「Kafka On The Shore」そう。海辺のカフカなんだよね~、
思わず声をかけてしまった。「私もこの本大好き~、3度も読んだの」って。
普通ならここから恋が始まったりするんだろうけど。海辺のカフカを読んでいた子はアメリカ人の女の子。映画のようにいかない現実。
その子はその本友達とまわし読みしていてすごいユニークだって言っていた。
私が地下鉄で見知らぬ人に声をかけるなどありえないのだけど。まあ海辺のカフカだったからね。こっちの人はよく気軽にしゃべってくるけど。
海辺のカフカでシャムネコのミミちゃんがアホ猫のカワムラさんの猫語の通訳を人間のナカタさんにする場面があるんだけど(読んでない人は何のことだかわかんないと思うけど。。) 、お上品なミミちゃんが豹変して「ちゃんとおとなしく話をお聞き。あほたれ。この腐れキXタマ」というセリフが英語で“Shut up! Fxckxxxoxoxoxx(ちょっとここでは書けないけど。。)” でふ~ん、完璧日本語訳だなあ~と思わず感心したことがある。英語と日本語読み比べても面白い。
でも一度私はアメリカ人の男がノルウェイの森の日本語版を読んでいたのを目撃したことがある。やっぱりそれもNYの地下鉄の中だった。これものけぞるぐらい驚いたけど。日本語もポピュラーになってきてるんだね。