2009年 01月 11日
大阪通天閣はめちゃ面白い。
大阪通天閣の朝日劇場、100年の歴史を持つこの大衆劇場はお正月だったので大入り満席!市川仙太郎劇団でお題は仙太郎とお種。これだけでもゾクゾク。ワクワク。気分はすっかりブレード・ランナーである。中に入ると大阪のおばちゃんだらけ、かなり年代層高い。お芝居と歌謡ショーの2部構成で歌のときはキラキラのライトを客席からファンのひとたちが振っていたり私は逆カルチャーショック。
この人が市川仙太郎さん。ショーの後、劇場の前でファンの人たちと気軽に写真撮影やおしゃべりする。
しかしここで決定的にガキのアイドルファンと違うのは。おひいきの役者の
ここぞという場面にささっさ~と舞台のどまん前にでて1万円札の見せびらかして役者の胸元に入れるのである。ある人は3万円。ある人は5万円。
この不景気なときにここだけは別世界。うちの父親は“ほんまかいな~、あれサクラちゃうか~?”摩訶不思議である。
このショーの前に父と通天閣名物の串かつと熱燗のお酒でまずはほんのりいい気分!揚げたての串かつはうまい!
ビリケンさんもそこらじゅうにいっぱい。観光客もいっぱい。
その昔私が子供の頃は通天閣なんてガラ悪くって怖いところと思ったいたのに大きな変化である。
大阪ではボブ・マーレイも串かつ、むちゃ安いやん!と絶賛する。
今回の里帰りは富士山はばっちり見えるし良いこと続きでこの日も先着100名様の抽選で1等が出てまたこのお芝居の優待券を当たったのだ。お店の人もあんた、よかったな~ラッキーやでといわれるし。そばにいたおばちゃんたちからもあんた、よかったなあ。すごいやん。と言われ。そんなにすごいことなのか?私としては意味わからん状態。でもまあ大阪のおばちゃんたちは誰にでも気軽にしゃべりかけるので悪い気はしない。
もちろん当たった優待券はお父さんにあげた。母も生きていてこんなところに連れて行ったら絶対喜ぶのになあとちょっと悲しくなった。親孝行したいときに親はなし。マジそう思う。
やっぱり大阪はいつ帰ってきてもいいなあ。今NYに戻ってきてなおさらそう思う。どれだけ離れていても会えは瞬時に昔に戻る友達もいっぱいいて私は幸せもでのある。